事業紹介
ごあいさつ
経済成長と人口増加に伴い、廃棄物の発生量が増大して行く一方、地球温暖化等の環境問題や最終処分場の確保の問題などにより、これまでの処分システムを維持することが困難となってきています。
これからは、廃棄される物を最小限に抑えるなど循環型社会を作り上げていくことが必要になっており、そのような社会の構築に向けて、3R(リデュース、リユース、リサイクル)への取り組みが進められています。
この度完成した南部清掃センターは、野木町から収集される生ごみと管内自治体(小山市、下野市、野木町)から収集される剪定枝によって堆肥化する「生ごみ施設」と管内自治体から収集される容器包装に使用されたビニプラを選別し再利用製品と発電施設の燃料製品等にする「容リ法対象ビニプラ施設」を併設するもので、この循環型社会に向けての施設といえるものです。
本事業の推進にあたり、地域住民の皆様をはじめ関係各位の深いご理解とご協力を頂き衷心より感謝申し上げます。
人と環境にやさしく「循環型社会」に貢献する施設
容リ法対象ビニプラを再資源化
容器包装リサイクル法に基づき、小山市、下野市、野木町から集められた容器包装プラスチック類を日本容器包装リサイクル協会の委託する再商品化事業者に引き渡すために選別・圧縮梱包を行う施設です。
生ごみも堆肥化すれば資源です
野木町から集められた生ごみや小山市、下野市、野木町から集められた剪定枝の一部を堆肥化し、循環型社会構築に貢献する施設です。
剪定枝堆肥化・チップ化し資源として再利用
容リ法対象ビニプラ施設内に設置されており、小山市、下野市、野木町から集められた剪定枝を破砕し、チップ化、膨潤化する施設です。チップ化及び膨潤化された剪定枝は、堆肥の原料や発電施設での燃料として有効活用されます。